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本当のところはどうなの???

計る

一般的というか何と言うか?計るというものはエネルギーの低いものをエネルギーの高いものによって、その何倍に当たるかということをするものである。
逆にエネルギーの低いものからエネルギーの高いものを計ることは出来ない。出来たとしても何の根拠もないものになってしまう。

例えば、物差しでその目盛りの大きさが違ったものが2つあるとしよう。
1つはミリ単位の目盛りで、もう1つはメートル単位の目盛りだとしよう。
さてこの場合、メートル単位の物差からミリ単位の大きさを測るとしたらどうするだろう。
この場合小数点を使用してはいけない。なぜならば単位という意味合いが崩れてしまうから。
この考え方をすれば、大きい目盛りから小さな目盛りを測ることは難しいことがわかるだろう。

大きな目盛りと小さな目盛りではどちらのエネルギーが高いか?
それは小さな目盛りである。
目盛りは周期であり、周期が短い方がエネルギーが高いというのは物理の世界ではよく知られていることである。目盛りが小さければ小さいほどエネルギーは高くなる。また精細なものであるほど、エネルギーは高くなると言ってもいい。
そして物差し自体も目盛りが小さければ小さいほど測れるものが増えていく。
それは大きいものは小さいものによって測ることができるが、小さいものを大きなもので測ることは出来ないと先に書いたとおりのことである。

では人間の認識とは何だろう?
大きいものはもちろん小さな目盛りとするものまで認識することが出来る。
つまり物理学的な大きさ以上のエネルギーがなければ、小さな目盛りのような”基準”すら認識出来ないはずではないか?そう、人間の認識とは物差しの目盛り以上、つまり物差しの持つエネルギー以上の能力がなければ、識別出来ないはずなのである。
私たちの持つ認識の能力とは対象に対してそれ以上のエネルギーがあり、その対象に対して何かという結論を下すほどの十分に高いエネルギーを持ったものなのである。
私たちの認識はしばしば物理的作用として捉えられてしまうが、実際にはそうではなく、対象をある性質という基準に照らし合わせてそれ以上の判断が出来る高いエネルギーにより認識を行っているということに気が付いてほしい。



大きさを測るということでも実際には、物差しのような単位を基準にしてそれの何倍に当たる、相当するかというのが、