本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

Hの鶏

1月の半ばにビレーヤーのいなくなってしまったという知り合いから連絡があり、「ノーマン」がワンテン状態のリーチとなっているからビレーして欲しいという連絡があった。
クライミングを始めるにしても半年間もまるまる休んでたのと体重が10Kg近くも増えた状態で、いきなりF子かよ!と思いながらも、まあビレーくらいならと思い、渋々行くことになった。
僕のできるルートは「H F子」くらいであった。それでもやり始めて半月後に3撃でRPすることができた。本当はもっとかかると思ってたんだけど意外と早く登ることが出来た。こういうレストポイントのあるルートはけっこう得意なのかも(^^ゞ
それにしても半年もまるまる休んでいたのに半月で登れるようになっちゃうなんて、けっこうお得かも。

その次は「ノーマン」に手を付けたんだけど、このルートは長すぎて抜けるだけでも大変だった。H F子とこんなにも違うもんなのかー!ともはや絶望的な気分になった。
その後何度か寒い時期に訪れたが、天気がいまいちということもあったがその後は最初の到達点にまでなかなかノーテンで行けず、成長もここで終わってしまったものかと諦めムードとなってしまった。
ひどい時は第一核心を越えたあたりで手がパンパンになってしまい、ガバホールドでも最悪状態に感じられるようなこともあった。
けっきょく「ノーマン」は3/1に登り始めて3/22に通算6撃目でRPすることができた。初めての外12だ。これは非常に条件がよい日があったためだ。乾燥しているせいか石灰岩のホールドはすべてガバに感じられ、それまでのことが嘘のように思えた。こういう日もあるんだなー、と思った不思議な日でもあった。このルートはレストポイントで完全回復することがRPできるかどうかの鍵を握っている。そんなルートだ。登れたときはジムグレードで11Cに感じた。

ところでこの時点でクライミングを始めてから2ヶ月近く経ってしまっていた。H F子を半月で出来たのにノーマンがこの調子じゃ先が思いやられるなーと思った。

その次のターゲットは「M ラブ」だ。
ノーマンをRPしたその日に初めて取り付いたのだが、こういうのは僕の得意系。
2便目でRPできると思ったが、中間部上のクロスで穴を取りに行くところで失敗しフォール。

その後天気が悪い日が続き、4月はほぼ全滅となってしまった。
いちおうその他にも「Hの鶏」や「M ライフ」なども一回触ってみたが、12Aにしてはジムグレードよりもずいぶんお買い得だと思った。
来シーズンにはまとめて3本RPした~い~。


↓Hの鶏核心部。
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