本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

自分に甘い人もいる

クライミングジムなどで、よくインチキをしたのに「登ったことにする」と言っている人を見掛ける。
しかもインチキをしたその部分が「核心」であったりもする。
 
これなどは自分にはどうしても理解しづらいことなのだが、こういう人もいるのだということを理解する機会とはなった。ジムで設定されるルートというのはルールであって他のホールドは使ってはならないことになっている。その原則がなくなれば同じ土俵に立って判断することが出来なくなる。だからインチキをしてはそのルートを登ったということにはならない、ましてはそこが核心部であればなおさらである。彼らは他の出来ごとと同じように多分「偶然」に掛けているのだろう。もちろん偶然なんかない。だからインチキして核心部を突破しようとする。
 
彼らは実力がないのだ。
だから見ていると易しいグレードは取り付こうとしない。
はっきり言ってしまえば、それではクライミングを楽しめない。
実力通りのグレードでやれば楽しめるのに見栄を張って自分のグレードより全然上のグレードに取り付いている。
そうやってインチキをして登ったことにして本当に楽しめるものなのだろうか?
後に残るのは「誤魔化した自分」という評価だけになりませんか?
 
自分自身を生きるのに見栄を張る必要はまったくない。
それはこの教訓となるだろう。