本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

P4~P6③

P4~P6までは僕もいろいろと見てみたが、ほとんど情報のない謎だらけの区間であった。
まあ中にはP5の手前での下降地点などの写真はあったが、どんなだかなーという思いで見ていたものだった。
前回の続きになるが、P4からP5の登りの途中、3通りの登り方(左方向へ踏跡あり、目前の岩稜、右手前方向へ一旦降り、ルンゼを上がる)で小さなコルへ到達する。そのコルの少し先から見た景色が↓の画像である。
目前にP5が大きく立ちはだかっている。
イメージ 1


P5へは次の3通りの登り方が考えられる。
①稜線通しにP5を直登する。
②P5の岩稜帯を途中まで行き、そこからバンドに沿って左側を下降し左上気味にトラバースしていく。
③先ほどのコルから尾根左下に下降し、尾根左側のルンゼを登り②のルートに合流する。

僕は上記3通りを試してみたが、一番良かったのは①だった。
が、かなり怖い。しかも最初は何も知らないもんだから命綱なんかもなくて大変でしたよ。
とは言うものの冬に一回通ったことはあったんだけど。。。
②これが一般的なのかな?でもルートを逃げている感あり。
③どうせ逃げるならこの方が逃げに徹して良いかも。

②は懸垂下降とかする人もいるみたい。僕は懸垂下降できないのでバンドをトラバースして降りてみた。他に降りられそうなところを探したけれど、逆層だったり、足場がぎりぎりで無かったりと今一歩というところで降りることができなかった。ホント惜しいんだけどないんだよなー、降りられるところが。
ここは最初5mほどトラバースして1段下のバンドに降りる。この箇所が核心で高さもあり手掛かりも小さいためかなり緊張するところだ。


↓最初のトラバース開始地点から前方を見る。ここまでは岩稜帯の右側に踏跡がある。
イメージ 2


↓核心を終えた後、振り返る。最初のうちは手掛かりがあるが、次第になくなってくる。
イメージ 3



その後も見えている尾根の向こう側を目指し、横に7mほどザラザラの砂と草が生えているバンドをトラバースしていく。これもなかなか怖い!くれぐれも事故のないようにお願いします。

↓2回目のトラバース終了後振り返ってみる。
イメージ 4



危ないと思ったらコルまで少し戻って③のルートを行った方がいいです。無理してもろくなことになりません。