本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

9月の連休に登ったときの報告-その1

9月の連休に行った時のまとめです。
今回は下記のような変化や気になる点があった。
水俣側出口の吊橋が壊れた。そして対岸が水流で抉れてしまった?
②中東沢の出合が昨年と大きく変化した。
③銚子滝も変化した?
④連休はP2経由で登った人はいなかった。踏跡がなく蜘蛛の巣が張っていた。ただしなぜかP5から踏跡が出て来た。どこから現れたか不思議だ。
いちおう今年は足腰の病気でトレーニングがほとんど出来ない状態で臨んだ北鎌だったけど、前週の黒戸尾根の効果もあり無事に歩くことが出来た。目標の独標越えも出来たので今度元気になった時は1日目で槍の頂上に立ってみたい気もします。

出発のときの写真はありませんが七倉を3:55に出発しました。

5:02 ダム上
七倉から一時間あまりでダムの上です。まだ暗いです。先行者も何人かいたようですが足の遅い私には追いつけません。それでもダムから最初のトンネルの出口の方に何かがいるのをトンネルの入り口で確認しました。
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5:38 橋
やがて橋の向こうにトンネルが見えてくると発電所は間近です。
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5:41 発電所。この辺りから北鎌尾根と独標、槍ヶ岳を見ることができます。
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5:59 林道終点。今年は水俣側の吊橋が通行できませんという看板がありました。実はここで先行者を見つけましたが、あっという間に先に行かれてしまいました。私が臭かったのかもしれません。
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6:19/6:30 名無小屋。毎回ここで一本取ります。湯俣から歩いてきた人もここで一本取っていました。
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7:04 晴嵐荘と名無小屋の間からも北鎌尾根と槍ヶ岳を眺望出来る場所があります。右岸の崩壊地が目印です。
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7:17 晴嵐荘前の吊橋です。ここに一度泊まってみたいと思っていますが駄目だろうな?臭い人お断りだったりして!
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7:22 水俣側の出口(吊橋のあるところから見た湯俣の噴泉塔方面です)
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7:24 吊橋の中央部が壊れていました。どうやって壊れてしまったのでしょうか?不思議です。
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吊橋の下の部分が壊れています。
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8:03 この時期になると日が照らないと渡渉も水の冷たさが身に凍みます。水俣側の水は本当に冷たい。特にこのような谷ではなかなか陽が差し込んできません。右側は硫黄尾根側で急斜面となって水俣側へ落ちこんできています。
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8:09 中東沢出合。去年とだいぶ変わってしまいました。出合にあった大きな石のほとんどは流されてしまったようです。
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8:11 これも中東沢出合。去年出来た池と砂辺は跡形もなく消えてしまいました。残念。
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8:19 大曲手前の場所から硫黄尾根を見上げる。この景色は絶景ですな。すばらしい景色です。
またこれまで大曲手前の渡渉部分は非常に困難なところだったが、今回はまったく問題なし。沢は毎年変化しますね。
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8:59 何やかんや言ってるうちに千天出合に到着です。今回はハイペースです。
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9:20 水俣側が大きく右に曲がるところがP2取り付きです。水汲み沢で水を汲んでおこう!!
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9:52 沢の装備はザックにしまいP2への急登が始まります。
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10:28 途中から高度感のある岩場が連続して出てきます。
その中でもこの部分はP2登りの核心部。十分に注意して行きましょう。
落ちたらホント助かりませんヨ。
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10:46 核心部から20分も歩けば突然傾斜が緩くなります。ここがいわゆるP2プラトー。
ここはP2ではありません。しかししばらく行くとまた有無を言わせぬ傾斜の強い登りが始まります。
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11:19 急登を登り切ると展望のあまり利かない小さなピークに出ます。ここがP2です。
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11:29 P2から小さな岩場を一旦下ってまた登り返すとP3です。
P2、P3ともピークとしてはあまりはっきりしていないかも。。。
この写真には写っていませんが行く手にはP4に連なる山容が大きく見えています。
P4はこの位置からは見ることが出来ません。
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11:52 P3を一旦下り、なかなか進めないような藪漕ぎをした後で写真
のようなP4登り途中の核心部が現れます。
この場所は主に砂で構成されています。
砂にステップを刻みながら前進して行きます。
先行者がいるとかなり楽に感じる部分でもあります。
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12:06 P4までの登りではけっこう岩場が出てきます。
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12:06 これもそうです。
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12:11 P3~P4まではけっこう藪がきついかも。
傷だらけになります。
もし傷だらけにならない人がいるようなら僕に教えてください!
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12:29 P4手前の岩場。P4の手前にもろい岩場が出てきます。
ピークは鶏冠状の岩場です。岩のてっぺんにも登ることは可能です。
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P4方向の写真を撮ってみましたがP4は見えません。
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12:40 P4と思いきや手前のピークでした。ニセP4が3つくらいあります。
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12:53 P4到着。疲れたので昼寝しました。
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P4から大天井方面。
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P4からP5、P6そして天狗の腰掛、重なっているけど独標が背後に見えています。
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13:14 昼寝から覚め、P4からP5へと向かいます。
けっこう下ります。
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13:35 P5手前のコル。
今回は時間の都合で手前の岩稜をパスし、右方向のルンゼを上がりました。
そして反対側のルンゼに下りトラバース後草付きを直上しました。
ここも登り難いです。
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13:46 P5核心部。
今回も先行者はいたようだが非常に登り難かった。
けっこう危ないです。
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14:04 P5の核心部を終え、振り返る。
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14:04 そしてP6の登りが直ぐに始まる。
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14:17 P6頂上。遥か高瀬ダム方面が望めます。
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14:30 P7から見たP6。
P7はあまり目立たないピークです。
北鎌のコルまではもう直ぐです。
P6~P7~北鎌のコルは痩せ尾根です。
特に北鎌のコルへの下りは急なので要注意です。
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14:37 北鎌のコル。人がたくさんいたので写真は撮りませんでした。
テントも二張張ってありました。
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15:30 天狗の腰掛に到着です。
北鎌のコルから天狗の腰掛までは非常に急な登りです。
それだけにここにいきなり飛び出た瞬間は感動します。
写真はありませんが、振り返れば絶景が広がっていることでしょう。
天狗の腰掛も案外痩せ尾根なので気を抜かずに歩かなければなりません。
ちょっとした不注意で転落してしまう危険があります。
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15:36 天狗の腰掛から一旦下り独標へと向かいます。
この辺りにはビバークサイトがたくさんあります。
よく見てみるとテントが見えています。

独標へと行く前に独標の前衛峰を登らなければなりませんが、
そこの写真は撮っていませんでした。
独標の前衛峰P9は崩れやすいのでけっこう厄介です。
騙し騙し登りましょう。
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15:56 独標手前のビバーク地。
独標のコルといわれている場所か?
特徴のある岩は独標手前のビバーク地の目印です。
独標へ登る前にここで一休み。
この後道は右側に付いていますが初めてだと判り難い部分です。
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16:04 いよいよ独標の登りが始まります。
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16:04 手前の岩が独標取り付きです。
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16:08 手前の岩には緑色のロープが張ってあります。
そこを右に回り、その岩の後ろに回り左に回りこみます。
なぜそんなことをするかと言うと、手前の岩の左側からも行けますが、
這松の藪がひどくて歩きにくいからです。
藪好きの人は手前の岩の左側から行っても構いません。
でもけっこう高さもあって危ないですよ。
写真は右側から行って、その場所から直登取り付き方面を撮ってみました。
高度感がありますね。
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16:09 独標直登の取り付きです。
チムニー状になっていてスリング(右下)が垂れています。
クラック状の岩の間にチョックストンがあってホールドに出来そうです。
いちおう写真上部の木を掴めば核心部は終了です。
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16:09 右下の足場を撮影しました?
これに右足を掛けてオポジットで登れました。
いちおうここで失敗して落ちても下が平らになっているので斜面を転がり落ちていくことはないかな?
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