本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

大麻について

大麻が禁止されている表向きの理由は、健康に良くないということだ。だが、じつは大麻はタバコやアルコール以上に習慣性や健康上の危険があるわけではない。では、タバコとアルコールは法律で保護されているのに、なぜ大麻は許されないのか? もし大麻が栽培されると、世界中の綿花栽培業者やナイロン、レーヨン生産者、それに木材生産者の半数がたちゆかなくなるからだよ。
 
じつは、大麻は地球上でいちばん強くて丈夫で長持ちがして、役に立つ材料のひとつだ。
衣料用としてもこんなにすぐれた繊維はないし、ロープをつくれば丈夫だし、パルプ原料としても、栽培も収穫もじつに簡単だ。新聞の日曜版の紙をつくるだけでも、毎年何十万本もの木が切り倒されていて、世界の森林の大量破壊が問題になっている。大麻を使えば、一本の木も切らずに何百万部も新聞の日曜版を印刷することができる。ほかにも多くの原材料のかわりになるし、コストは10分の一ですむ。
肝心なのは、そこだ。この奇跡のような植物-大麻は薬品にもなるしね-の栽培を許可すると、誰かが損をする。だから、アメリカではマリファナが違法なんだよ。
 
電気自動車の大量生産や、手ごろな料金の行き届いた医療制度、各家庭での太陽熱を利用した暖房や発電がなかなか実現しないのも、同じ理由からだ。
 
資本力や技術力だけなら、何年も前につくれたはずだ。それではなぜ、いまだにできないのか。そういうものが実現したら誰が損をするかを考えてみるといい。そこに答えが見つかる。
そんな「偉大な社会」をあなたは自慢に思えるかな? みんなの利益になることが実現するのをいやがって、わめいたり暴れたりしてじゃまをしている、それが「偉大な社会」だろうか。みんなの利益、おおぜいの利益になることが指摘されるたびに、誰もが「共産主義」と叫ぶ。』
 
そんな社会をいつまで続けるのだろうか?