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本当のところはどうなの???

釈迦について

釈迦、釈迦牟尼仏陀について今日は書いてみよう。
 
神智学ではゴータマ・シッダッタ仏陀の弟子であるとされている。
つまり 仏陀 = ゴータマ・シッダッタ ということではなかったということだ。
 
その当時、仏陀は自分の弟子であったゴータマ・シッダッタを通じて仏陀を表したと説明されている。
仏陀は自分の弟子を通して、この世や宇宙というものは本当はこういうものなんだよ、というようなことを教えたとされている。
仏陀というのは特定の人物を指すものではなく、人間で言えば「役職」のようなものを指していると考えてよい。
その役職はおよそ2350年の周期、つまり天空上の春分点の位置によって交代することになっている。
 
その説明はベンジャミンクレームの本などに書かれているが、ゴータマ・シッダッタは生まれたときは3段階の意識段階(神智学ではこれを3段階のイニシエートと呼んでいる)で、その生涯を終えたとき4段階の意識段階になったとされている。
 
我々が知っているゴータマ・シッダッタはとてつもなく有名な人間であるが、それでも4段階の意識段階であったと言うことなのだ。
 
ちなみに4段階で有名である人物は他にレオナルド・ダヴィンチや神智学以外ではあまり知られていないがクリシュナ・ムルティーなどが挙げられている。ゴータマ・シッダッタとほぼ同時期に生きていた孔子はその生涯の終わりには5段階になり、つまり解脱したということになっている。