本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

神は偉大なり???

よくテレビとかで「神は偉大なり」とか言っているのを見かける。
彼らはなぜそのようなことを言うのだろうか?
それは彼ら自身が彼らの神を信用していないことを表していると思う。
絶対にあることがわかっているものに対してなぜそのように強調しなければならないのか?
あるとわかっているものを強調する必要がどこにあるのだろうか?
それは彼らの自信のなさを表しているものと非常に強く感じる。
彼らは本当は彼らの教わった神というものを信じていない。
彼らのほとんどは大昔に経典に書かかれたことを現在の考え方で捉え、解釈し信じ込む。
時代が変われば考え方も変化するということにまったく気付いていないようだ。
そんな感じだから自分が本当に感じていることと経典の内容が違っていても自分の感じ方が間違っているという思いが強くなり、自分の体験を修正するということになってしまう。
そこで何を信じていいのかがわからなくなり、教典の言葉どおりに解釈しようとする。
そうすると自分の感じ方をまったく信用できなくなり、経典に依存してしまうという悪循環に陥る。
そういった人たちは自分の感じ方を捨ててますます狂信的になっていく。
自分というものを捨ててしまうわけですな。

でも真実とは自分の真実を生きることだ。
自分の真実とは自分の想いとは別に感じてしまったことを認めること。
他の人が自分とは違うことを言っても自分がそう感じないのであればそれを認めること。
自分の感情を認め、等身大の自分を生きること。
抑圧された感情はいつかは病気の原因となる。

「神は偉大なり」と叫ぶ前に自分は本当に自分の神を信じているのかということを自問してほしい。