19日も長野県内の山岳では遭難が相次ぎました。 午前11時前には北アルプスの槍ヶ岳の槍沢付近で三重県の会社員の男性(54)が疲労により動けなくなったと同行者から救助の要請がありました。 男性は17日に2人で上高地から入山し、きょうは下山中だったということです。 午後3時前に県警のヘリコプターで救助され松本市内の病院に搬送されましたがけがは無いということです。 北アルプスの蝶ケ岳では午前8時半頃、京都府の団体職員の男性(53)から「左足首をひねってけがをした」と救助要請がありました。 午後1時過ぎに県警ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されましたが、左足首の骨を折る重傷ということです。 男性は13日に安曇野市の三股登山口から単独で入山し、下山のため山小屋を出発した直後にけがをしたということです。 県警は自分の体力に見合った登山計画を立てるなど、登山者に注意を呼びかけています。
長野放送