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北アルプス槍ヶ岳「バリエーションルート」疲労、けがで行動不能 兵庫県の69歳男性を県警ヘリが救助 長野放送 2023年8月3日 木曜 午前10:49(記事転載)

北アルプス槍ヶ岳「バリエーションルート」疲労、けがで行動不能 兵庫県の69歳男性を県警ヘリが救助

 
 
 

北アルプス槍ヶ岳で遭難した兵庫県の60代男性について、3日朝、長野県警のヘリが救助しました。また、南アルプス仙丈ケ岳で遭難した東京都の60代男性も深夜に警察などが救助しました。いずれも疲労しているもののけがはない模様です。

警察によりますと、兵庫県たつの市の自営業の男性(69)は2日、北アルプス槍ヶ岳北鎌尾根独標付近(標高約2730メートル)で疲労と右ひざの痛みのため、動けなくなり、午後2時20分ころ、通りかかった登山者を通じて、救助要請がありました。

男性は一晩ビバークして、3日午前6時過ぎに県警ヘリに救助されました。疲労しているもののけがはない模様です。

男性は7月31日に単独で上高地から入山し、北鎌沢を経由して、北鎌尾根と槍ヶ岳に向けて登山中でした。遭難した現場は登山道が整備されていない上級者向けの「バリエーションルート」です。

また、南アルプス仙丈ケ岳では、東京都葛飾区の運転手の男性(65)が遭難しました。

男性は1日から2人パーティー仙丈ケ岳へ入山し、2日、北沢峠へ下山中、5合目付近(標高約2500メートル)で疲労により動けなくなったということです。

午後6時ころ、同行者から救助要請があり、警察などが捜索にあたり、深夜、救助しされました。疲労しているもののけがはない模様です。

このところ、疲労などで行動不能になり遭難するケースが相次いでいて、県警は「体調や技量、装備など十分注意して登山するよう呼びかけています。