精神とはいつも「自分とは何か?」を探すものです。
その「精神」が見るもの聞くものの対象に「何なのか?」という判断をして断定をします。
その断定の反作用として「自分」というものが「逆に」断定されてしまうわけです。
つまりこの広大な宇宙において他の何かを断定することによって自分を限定しているのです。
このような精神作用は対象物が存在する前から存在しています。
なぜならばそれは精神作用の方がエネルギーが高いからなのです。
エネルギーの高いものから低いものへしか「知る」ことが出来ないためです。
これは周波数の低い波形を観測するときに高い周波数を使って周波数をカウントする方法と同じです。
一方、逆に周波数の低いものを使って周波数の高いものをカウントすることは出来ません。
この場合カウントするということが「知る」ということと同じような意味合いになります。