本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

今年の北鎌尾根にむけて2

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写真は七倉のトンネル入り口

今日も七倉から槍ヶ岳の頂上までの一日プランのことを書いてみよう。
まず夜中の1:30に七倉を出発し、林道終点までおよそ2時間延々と車道を歩くことになる。
この間にいくつもの長いトンネルがあって、夜でもヘッデンの要らないところが多い。
そういった意味ではこの区間はお徳である。
七倉から最初のトンネルは強烈である。
普通に歩くとだいたい15分程度かかってしまう。1kmはあると思う。夜中なら気になるダンプもタクシーも無く、快適に歩ける。もちろん電気は点いているのでトンネル独特の雰囲気を味わえるだろう。
その後いくつかの小さなトンネルやシェードを歩いて行くと、およそ50分ほどでダム下に到着する。
ここからは何度も折り返しのあるダムの道になる。
これも忠実に車道を歩いて行った方が無難だ。
ここも夜中であれば電気は点いているし、車も来ないで快適である。
ここから気になるところはやはりダムに上がった最初のトンネルの出口だ。
出口には碑があるが、トンネル工事で亡くなった人たちのためのものらしい。
この長いトンネルの入り口付近は少し曲がっているので出口は見にくいが、30mほど入ると向こうの出口が見える。よく見ると出口に人が動いている姿が本当に小さく見えるが、いざ出口に着いてみても誰もいない。居た気配すら感じられない。これはこのトンネル工事で亡くなった霊らしい。毎回なので気にしない方がいい。
続いてさっきのトンネルよりは短めのトンネル。
オレンジ色の電気が眩しい。
ここを抜けるとしばらく灯りがないのでヘッデンを使用することになる。