本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。。。

これは有名な方丈記の一節なんだけど、改めて読むとこれは真理のことを言っているということがわかります。こんなに古くからこのような文を書けるということは、この作者は相当に進化していたのではないかと推測されます。
まあ、普通の人が見ても別に興味が湧かないかもしれませんね。

川を流れているのは水です。
川は常に同じ様に水が流れているものではありません。
そしてもっと大切なことをこの作者は知っていました。
水というのも同じものではないということです。
我々現代人が見てもほとんどの人はこの微妙なニュアンスを感じ取ることは出来ないでしょう。
さすがです。
水を構成する水分子も同じものはないのです。
これは川でもそうであり、その流れを作る水もそうであり、水を作る分子もそうであるということ。
どこにも止まっているものはないということをこの一節は伝えています。
今更ながら、この作者の真理への理解はすばらしいと感じざるを得ません。

ところが池田先生はどうでしょうか?
このような真理に関する記述はいまだに目にすることはできませんね。
なぜでしょうか?

それはいまだに真理への逆行のプロセスを通過していないと感じられます。
正直言って自民党が政権を取っているのと同様に情けないです。