22日未明、中央アルプス空木岳を下山中の男性が疲労で動けなくなり、救助されました。 救助されたのは大阪府柏原市の74歳男性です。男性は20日、2人パーティーで空木岳に入山、21日の下山中、疲労により行動不能となりました。このため、夜10時前、同行者が救助を要請しました。 2人がいたのは標高2000メートルの池山尾根。駒ヶ根警察署は県警本部とも相談の上、ある程度、下ってきていることや体調も心配されたことから、深夜、山岳遭難救助を出動させました。 その後、22日午前2時ごろ、隊員が2人を発見、男性を背負って下山。午前3時45分頃、救急隊に引き継ぎました。男性は市内の病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。 21日夜、駒ヶ根市は雨で、未明に止みました。警察によりますと、2人は、登山を続けるには食料・水が不十分だったということです。