本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

人をうまく使う

「人をうまく使う」
よく耳にする言葉ではないだろうか?
 
でも私にはこの言葉はまったく受け入れられないし、非常に抵抗感のある言葉である。
 
人が他人をうまく使う、ということは一方的な力の関係がある。
 
使う側の方が偉くて、使われる側の方が偉くないのだろう。
 
こんなことを本気で思っている人が多過ぎるのも私から見ればうんざりであるが、それが受け入れられている現状にも腹が立つ。
 
この偉い人は偉くない人を使うという社会のシステムとしてのレベルはまだまだ低いものであり、我々が目指さなければならないのは相手の意志を尊重する社会システムなのである。
 
当然のことながらそんな社会システムにはまだまだ到達してない。
 
相手の意志にかかわらず無理やり何かをやらせるというのはその相手の自由意思を犯すことである。
 
偉いからと言っても相手の自由意思を犯せばその結果としてカルマの種を残すことになる。
 
そもそも今偉いと言われるほとんどの人は地球の破壊ばかりして金を儲け、みんなの生命を縮めるようなことばかりをして非難されるようなことをしている人たちだ。
 
そんな人たちが「人をうまく使う」などと言って、得意げになっている。
 
あまりにも痛い存在でありながら、経済界という悪の住処のもとでは英雄扱いされている。
 
私は本当に今の社会システムにひどい違和感を感じてしまうが、いったい他の人はこのシステムについてどう思っているのだろうか?