本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

死後幽霊にならないようにするために

「永遠にここに眠る」
「安らかに眠れ」
実はこれらの言葉はくせものだ。
これらの言葉を信じている人は死後、そのような状態であろうとする。
 
現代の人間の多くは死後眠るものだと考えている。
一方、死後成仏するようにとお祈りをしたりもする。
寝ていたのでは成仏出来ないので、死んだことを悟らせるのが先ず第一だ。
以前にも書いたけど、死後の世界は生前思っていた状況になる場合が多い。
思考というのはメンタル体というエネルギー体から成り立っていて肉体の死後も継続しているという。
だから永眠すると信じていた者は死後永眠しようとする。
出来るだけ何も考えずに、生きていたときに眠るように死後もそのまま寝ようとする。
ところがいつまで経っても自分は無くならない。
起きてみても何も変わらない。
そして再び寝ようとする。
そしてまた起きて。。。。
そんなことを何十年も続けるらしい。
最終的にはそれが違うのではないか?
本当は違う所に行くのではないか?と思い始め、生きている人間がいる場所に現れたりするようになる。
それが現代人の多くが辿る死後の世界である。
思考は現実化するという言葉は死後にも継続する。
だから永眠するという意味合いは当人の魂にとっても有効な言葉となる。
 
幽霊というのは助けを求めている場合が多いのだと思う。
自分は肉体が無くなってしまったのに、どうしてまだ存在しているのか?とか、
どうしてみんな気付いてくれないのか?とか、
自分はこれからどうすればいいのか?という悲観にくれている場合がほとんどである。
 
普通であれば肉体から幽体が離れるとき、いわゆるお迎いが来て、それに導かれて霊界へと行くのだが、人間が地上に生きているときの霊界の情報はあまりにも少ないため、地上の世界で信じられているこれらの言葉通りであろうとする。
生前に持っていた情報が全てであるので、知らなければ当然想像すら出来ない。
 
幽霊だけでなく、現代人に忘れられていることは私たちは皆地上に生まれて来る前は霊界にいたということ。
そして死後はそこに帰っていくということ。
このことが常識化されない限り、幽霊はこれからも存在し、そのおぞましい姿を地上の人々に現し続けるだろう。