本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

8/18か8/19の槍の土砂降りで道が崩壊しました。

おそらく8/19の雨だと思いますが、水俣川周辺は異常な大雨に見舞われたようです。
そのため千天出合付近の高巻道が崩壊し通過することが出来なくなりました。
今は道の崩壊部分2m程度が分断され通過できません。
というよりも、まだ崩壊していない部分がそれに引き攣られて更に崩壊部が拡がるのではないかと思われて非常に怖いので近づけません。ただ単に岩の上に泥が載っているだけです。
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非常に見えづらいのですが、今までこの場所に道がありました。
 
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下を見下ろすと落ちてしまった崩壊によって落ちてしまった木が見えています。
 
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河原から崩れた場所を撮影しました。
 
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崩れた土砂や木が散乱しています。
 
他にも高巻道はあるけれども、かなり急斜面の草付で道はあるのですが肝心の笹がほとんど抜けかけており、泥の斜面をごまかしながら登っていくことになります。下降のことを考えるとロープがない場合にはホールドする笹がないためかなり危険です。
そこで水俣川をへつるとどうなるか?
へつりの場所の写真を撮りました。
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今時点の話ですが、へつりの場所は小石がほとんど堆積し、よほど今回のような大雨が降るまではそれほど変化しないのでは?と思われます。へつりは距離にしておよそ10m程度だと思いますが、悪い場所はほんの1m程度でしょう。しかもその1mの部分も深そうに見えたんですが、意外にも浅く膝上くらいです。これは今時点の話ですが、右岸通しで来た方が確実に早く先天出合に到着します。
また大雨が降ったら変化するでしょう。
 
 
 
 
頂上崩壊?
過去には頂上の祠の裏からひょっこり顔を出すことが出来たけれども、今はこのように完全に岩が崩壊しており、いつ崩れてもおかしくない状態になってます。
もしこの場所が崩壊すれば、おそらく祠の部分も巻き込むほどの崩壊になると思います。
北鎌尾根を登る登山者はくれぐれも祠の後ろから出てくるようなことはしないようにした方がいいと思いますよ。
1番下の写真などはもう少しで崩れるでしょう。
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次は水俣乗越から下りてきての雪渓。
真ん中部分が崩れてますが、僕が踏み抜きました。
おかげで左手の中指の関節をまたねじりました。
そこの関節だけまだ腫れています。
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今回はアイゼンを持って行きました。
この雪渓は200m程度あるのかな?
調子に乗ってどんどん下っていったらいきなり踏み抜きました。
気を付けて下さい。
 
 
次は独標の直登ルンゼルートにある残置ロープの写真です。
この写真からわかるように岩と接触している部分は切れています。
残置ロープにはあまり頼らない方がいいと思います。
これを使っているといつかは墜落する人が出てくるはずです。
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左側
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右側 
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追記:8/23 P.M.6:43
P6のザレ場が雨で流されたせいで悪くなってます。
普通に考えるとザレが流された分、良くなりそうですが逆に悪くなってます。
説明はむずかしいのですが、行ってみればわかります。