本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

ドリアンの心理学

何年か前のことだか忘れてしまったが、ある芸能人が(名前は忘れてしまったが勝俣かなんかだと思った)ドリアンの臭いが嫌いで食べられないと言っていた。
そこでタイに行ったら絶対に食べてみようということでドリアンってどんなものだろうと思って食べてみた。
感想はやわらかな甘さ、クリームのような食感であった。
臭いは期待していたものとは全く違っていた。
納豆のような臭いを期待していたのだが全く違う。
なんて言えばいいのだろう。
スーパーでドリアンを見かけるが、それから少し臭う臭いと同じだった。
私にはまったく不快な臭いだと感じられなかった。
もっとひどい臭いを期待してたのに!!
かくして日本円で8,000円はするドリアンはわずか1分程度で僕の胃袋に収まってしまったのだ、という決まり文句を書くことにする。
 
 
その有名人が催眠術でドリアンが食べられるようになるという話。
芸能人の名前は失念してしまったが、仮に勝俣としておこう。
勝俣はドリアンのあの臭いが駄目でドリアンを食べられないという。
そこで催眠術師が来て勝俣に催眠術を施します。
 
結果から言うと、私たちの判断と言うものはこのように表に出ることのない意識によって支配されているということです。
私たちにはある考え方を”固定化”することにより動いているエネルギーからエネルギーを得ることができるようになります。固定化というのは判断するということです。
 
催眠術などを使えば、不可能だと思われることもなし得ることがあります。
オリンピックが最近話題になっていますが、催眠術を取り入れれば更なる記録アップが出来ることでしょう。
これについては制限がないようなので、とんでもない記録向上が望めるかもしれません。
たとえば「あなたは絶対に一番になる」という催眠術に掛けられればそのとおりになるでしょう。
あるいは「スタートからずっと全力疾走で1500mを走れる」というような催眠術が掛けられればその通りになるでしょう。
 
催眠術からわかるように人間の限界を決めているのは、その人の固定概念です。
その固定概念を変えられれば、全てのことは変わり得るのです。
 
ちなみに最近気付いたのですが、スポーツ選手は記録を向上させるためにあらゆるトレーニングを行い筋力をアップさせようとしています。
でも実はこれは違うのです。
トレーニングをすることにより筋肉は付きます。
それは結果として付いてしまった筋肉です。
本当は必要ないのです。
なぜならばトレーニングにより意識が変化するためです。
毎日のトレーニングにより食べたものは筋肉へと変化してしまいます。
でも催眠術の例からわかるように本当に変化させているのは意識です。
毎日のトレーニングで意識が変化する。
同じことを繰り返すことによって普通でないことが普通になる。
そこで食物を摂っていると筋肉が付いてしまう。
本当は付けなくてもいい筋肉が付いてしまうのです。
大事なのは筋肉を付けることではなく、”意識”を変化させることなのです。
 
 
イメージ 1
蔵王 お釜
 
イメージ 2
熊野岳頂上