6日から南魚沼市の巻機山に千葉県から登山に来て遭難した男性を捜索していた県警のヘリコプターが巻機山山系の山の崖下で男性の遺体を発見しました。警察は遭難した男性と見て身元の確認を進めています。 警察によりますと千葉県の72歳の男性は、5日から1泊の予定で南魚沼市の巻機山に登山に出かけましたが6日夕方になっても帰宅しないため、家族が警察に通報しました。 9月中頃まで残雪や雪渓が残り、登山愛好家の中でも上級者向けのルートとされる「ヌクビ沢」を通るという登山届が登山口で見つかっていました。 警察と消防は捜索を続け、11日朝、県警のヘリコプターで捜索していたところ、巻機山山系の割引岳山頂から約200m下の崖下で男性の遺体を発見・収容しました。山頂付近に登山ポールが残されていて、転落したものと見られています。 警察は遭難した千葉県の男性と見て身元の確認を進めています。