北アルプス槍ケ岳北鎌尾根で22日午前、登っていた62歳の男性が登山道から滑落し、警察は天候の回復を待ってヘリで救助することにしています。 北鎌尾根(標高約2730メートル付近)で滑落したのは大阪・枚方市の公務員の男性(62)です。 22日午前9時半すぎ同行者が携帯電話で警察に救助を要請しました。 同行者によると、男性は登山道から約100メートル下に滑落して動かなくなり、呼び掛けにも応じないということです。 警察は天候の回復を待ってヘリで救助する予定です。 警察によると男性は同行者と2人で21日に上高地から入山し、2泊3日の日程で槍ケ岳に登る予定でした。
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北アルプスの“難ルート”北鎌尾根で大阪の公務員男性(62)が滑落 同行者が通報「呼びかけに応じず、動いていない」 天候の回復待ってヘリで救助へ
22日午前、北アルプス槍ヶ岳の北鎌尾根で「男性が100メートル下に滑落した」と同行者から警察に通報がありました。滑落した男性は呼びかけに応じない状態で、警察は天候の回復を待ってヘリで救助に向かう予定です。 滑落したのは、大阪府枚方市の公務員の男性(62)です。 警察によりますと、男性は22日午前9時過ぎ、登山仲間と2人で北アルプス槍ヶ岳の北鎌尾根の標高2730メートル付近を登山中に滑落しました。 同行者は通報の際に、「男性が100メートル下に滑落した。呼びかけに応じず、動いてもいない」と話していたということです。 警察は天候の回復を待ってヘリで救助に向かう予定です。 2人は21日に上高地から入山し、23日に下山予定でした。 険しい岩場が連続する北鎌尾根は槍ヶ岳の登山ルートで最も険しく、過去にも多くの死傷者が出ているエキスパート向けの場所(バリエーションルート)です。