よく「悟りを開く」とか言うけど、これの意味を勘違いしている人が多いので、ここに書いておきましょう。
私自身、悟りを開いたことなどないのですが、どうにもこうにも勘違いをしている人が今までに多かったので、ちょっと説明しておきましょう。
人間であれ、動物であれ、植物や鉱物でさえも意識があります。
でも勘違いしないでください。
鉱物の意識なんて、人間の意識と比べるとずっと単純だし非常に弱いものです。
でも最初はそのような単純な意識から長い年月をかけ、やがて植物になり、そして動物となり人間へと、それこそ何億年もかけて成長するものです。
さてここで「悟りを開く」という意味を勘違いしている人は、教祖の様な人物が皆を目の前に集めて教えを説くことだと思っています(そういう人が本当にいるんです)。
しかしそれは間違えです。
ここで先ほどの話に戻って、意識は鉱物からやがては人間へと成長していきます。
このとき意識は体験を雪だるまのように小さな核からどんどんと大きくしていくのです。
そしてその核は完全に隠されるわけです。
悟りを開くとはこの雪だるまのように大きくなった自分の意識が一枚一枚剥ぎ取られて、まさに蓮の花の花弁が開くかのごとくその核が現れることなのです。
その核が現れた瞬間、まさに本当の自分に気付くことが出来るのです。
これを「悟りを開く」というのです。
勘違いしていた人、わかりましたか?
って、見てるわけないか。。。