人のﾐｽがある無しに関わらずｶﾙﾏのﾊﾞﾗﾝｽという意味で原発事故は必ず起こることになる。
ｴﾈﾙｷﾞｰの放出という点で原子力は強力なものなので、そのﾊﾞﾗﾝｽを取るためにどうしても負の要素が必要になる。それが核のｺﾞﾐという生命の発達を止めてしまう、つまり意識の進化を停めてしまう物質の発生となるのである。
宇宙においてすべての出来事は意識の進化、つまり本当の自分を表すことなのである。
ところが原発に頼ることは、はっきり言ってしまえば宇宙のﾊﾞﾗﾝｽを大きく崩そうとすることであり意識の進化という目的に沿わない無駄なｴﾈﾙｷﾞｰを浪費し過ぎることなのである。
それはまた欲望のｴﾈﾙｷﾞｰでもある。
なぜならば無くても足りる余剰のｴﾈﾙｷﾞｰだからである。
それらは意識の進化をする上で必要の無い、余剰のｴﾈﾙｷﾞｰなのだ。
私たちは本当の自分というものを知るために敢えてこの世という苦労多き道に来たというのに、原発という安易だと思われる方法を使い進むべき道を失おうとしている。
そう、道を失おうとしたとき、必然的なことが起こる。
それが原発の事故である。
この先、どんなに安全対策をとっても人間の生きる意味、生命の意味がわからない社会では必ず事故が起こるのである。これに例外はない。
そしてまた「想定外でした」と言うことになるのだ。
