北アルプス奥穂高岳で遭難していた兵庫県の77歳の男性医師が5日午前、消防防災ヘリで救助されましたが死亡が確認されました。 死亡したのは、兵庫県神戸市の医師、池田良(いけだ・りょう)さん77歳です。 池田さんは3日、49歳の息子と2人で北アルプス奥穂高岳に向かっていたところ、標高3100メートルの山頂付近で体調不良になったということです。 4日午前0時すぎに一緒に登っていた49歳の息子が消防に救助を要請しました。 池田さんは5日午前10時半前に消防防災ヘリで救助されましたが死亡が確認されました。 警察は、遭難した詳しい状況や死因を調べています。 息子は4日のうちに山頂付近の山小屋に救助され、自力で下山しているということです。