5日午後1時半ごろ、長野県の北アルプス南岳(標高3033m)の山小屋に登山者が「仲間が動けなくなった」と救助を要請しました。 山岳遭難対策協会の救助隊員が出動し、山頂近くにいた長野県千曲市の無職女性(70)を救助し午後2時45分、山小屋に運びこみました。 女性は低体温症とみられますが意識はあり、命に別条は無いということです。 女性は2人パーティーで上高地から入山し南岳を目指していましたが吹雪で動けなくなったとみられています。 5日の槍穂高連峰は吹雪で、6日も風雪が強い状況が続いて積雪が増えるとみられています。 警察は登山を予定している人は計画の見直しも含め慎重な判断をしてほしいと呼びかけています。
長野放送