今月4日から、北海道の羊蹄山を登山していた札幌市の63歳の男性が自宅に戻らず、7日朝から警察と消防が捜索にあたっています。 遭難したとみられるのは、札幌市手稲区星置に住む嘱託職員の齋藤義明(さいとう・よしあき)さん63歳です。 齋藤さんは4日、羊蹄山を登るために札幌市の自宅を出発し、翌5日に帰宅する予定でした。 しかし、5日の午後11時過ぎ、齋藤さんは妻に、羊蹄山の9合目付近にある「避難小屋に泊まります」と連絡していたということです。 その後、齋藤さんは6日の夜になっても帰宅しなかったことから「夫が羊蹄山に登って返ってこない」と警察に通報しました。 齋藤さんは単独で登山をしているとみられ、警察と消防は7日午前6時半から、合わせて11人態勢で齋藤さんの捜索を開始しました。 北海道警のヘリコプターと道の防災ヘリコプターも出動し、捜索に参加していますが、7日午前11時現在、齋藤さんは発見されていません。 羊蹄山は、先月5日に今季の初冠雪が確認され、山頂付近の最低気温は氷点下になっているとみられます。 11月7日(月)午前10時05分配信
北海道放送(株)