三重県大台町の渓谷で、登山に来ていた74歳の男性が足を滑らせて転落し、死亡しました。 事故があったのは大台町大杉谷のシシ淵と呼ばれる渓谷で、22日午後6時ごろ、山小屋の従業員から「宿泊客がシシ淵で滑落した」と町役場に連絡がありました。 警察と消防が23日朝になって現場付近を捜索したところ、午前8時半ごろに男性を発見。男性は心肺停止の状態で救急搬送されましたが、その後死亡したということです。死亡したのは京都市に住む青木博己さん(74)で、青木さんは京都や滋賀の登山仲間4人とともに登山をしていたところ、足を滑らせたとみられています。 シシ淵は地元で有名な観光名所ですが、今回以外にも滑落事故が起きていて、地元の登山センターなどは経験者同伴のもと、適切な装備で登山するよう呼び掛けていました。
CBCテレビ