北アルプスの北穂高岳で62歳の男性が登山道から40メートル滑落、頭を強く打ち死亡しました。 死亡したのは京都市の団体職員の男性(62)です。 警察によると男性は10日午前8時40分ごろ、標高およそ2700メートルの北穂高岳の南稜登山道付近で、他の登山者とすれ違う際にバランスを崩し登山道からおよそ40m滑落しました。 別の登山者からの通報で救助隊が現場に向かいましたが男性は頭を強く打っていて意識不明の重体だったということです。 午後2時前に県警ヘリが救助しましたがその後、死亡が確認されました。 警察によると男性は妻と2人で7日から入山していて、下山の途中だったということです。