19日未明、静岡県東伊豆町の国道のトンネルで歩行者の男性を車ではねたとして、運転手の男が過失運転致傷の現行犯で逮捕されました。男性はその後 死亡し、男がその場から走り去っていたとみられることから、警察は過失運転致死や救護義務違反などの疑いで再逮捕しています。

19日午前2時頃、東伊豆町奈良本の国道135号・北川トンネルで、車が歩行者をはね、警察は車を運転していた東京都の自称・整体師の男(73)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

事故に遭った東伊豆町の男性会社員(41)は、全身を強く打ち病院に運ばれましたが、約2時間後に死亡が確認されています。

また、その後の捜査で警察は、男は男性をはねて走り去った後に現場に戻ってきたと断定し、男を一度 釈放したうえで、過失運転致死と救護義務違反などの疑いで再逮捕しました。

トンネルは片側1車線で路側帯があり、警察は当時の状況について詳しく調べています。