「山の日」の11日、山梨県内では山岳遭難が相次ぎ1人が死亡、1人が大けがをした。 北杜警察署によると、午前10時ごろ、北杜市白州町鳥原の笹ノ沢で、沢登りをしていた神奈川県川崎市の会社員木下徳彦さん(48)が約20メートル落下した。木下さんは、県警ヘリで甲府市内の病院に運ばれたが、約5時間後に死亡が確認された。死因は溺死だった。 一方、南アルプス警察署によると、昼過ぎ、南アルプス市の北岳で、神奈川県横浜市の会社員倉澤幸靖さん(59)が転倒し、左足の骨を折る大ケガをした。倉澤さんは、下山中に浮石に足を取られてバランスを崩し、転倒したという。