本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

お遍路にどんな意味があるのでしょうか?

以前、お遍路のことが気になって、あれはいったいどういう意味があるのかな?と考えたことがあったのです。
 
そこで思い付くのは、お遍路という長い行程で、肉体的、精神的な強化が出来るということ。
 
それとやはり行程中の出来事により、様々なカルマを消費することが出来るのではないかと考えています。
 
「巡礼とは不思議なもので、そのとき自分の煩悩がハッキリと表に出てしまいますね。他人がそれを見て「見苦しい」と思うのは当然だと思いますが、当事者(わたし)としては自分の中にこんな克服すべき煩悩があったことに驚かされたりします。それも巡礼の功徳ではないでしょうか。

今まで俗世の生活では顕われてこなかった心の中が、巡礼中に顕現化することはよくあることです。

そして巡礼中では、目に入るもの、耳に入るもの、五感で感じるものすべてが意味をもっています。あなたが出くわしたような光景も、あなた自身にとって何かの意味を持っているのでしょう。「譲り受けること」をその先達が教えてくれたのであれば、それはあなた自身にとって有意義ですし、あなたの質問を読んだわたしたちだって大きな利益になります。

つまり目に映るものすべてが、菩薩。
その先達だってきっとそうです。」
 
まさに上に書かれている通りだと思います。
 
出来事に偶然などないのです。
 
それならば、その出来事は私にとって何の意味があるのだろう?
 
ところが出来事が偶然に起こると信じていると、すべての出来事が持つ意味も見出されず、そこから得られるものも無くなってしまうのです。
 
すべての出来事には意味がある。
 
そう考えると見方がまるで違ってきますよ。
 
何か御利益があると思ったら大間違い。
 
この世に「御利益」を求めると、霊的な成長が遠のいてしまうということは確かなようです。