感情というものはいったいどういったものなのか？
感情とは自分がどういうものなのか？という思考に基づいた反応である。
自分意識や自己意識というのは魂の成長に強く関係するものであって、魂に基かないﾛﾎﾞｯﾄでは感情というものを発生する余地が全くない。
ﾛﾎﾞｯﾄに魂が全くないかと言えばそういうことでもなく、「物質意識」という極めて不活性な意識だけは持っている。
しかしこれは機械の素材に関係している意識なので生物と言われる意識よりももっと鈍い意識である。
その物質ｴﾈﾙｷﾞｰは感情のｴﾈﾙｷﾞｰﾚﾍﾞﾙよりもずっと低いものなので感情のｴﾈﾙｷﾞｰを作用させることは出来ない。つまり感情を発生させることが出来ない。
宇宙の意識は原初より始める。
それはどの意識でも同じである。
なぜならばそれは神のゲームだからだ。
神は本当にそれしかしていない。
それ以外に何もないのだから。
何も無いところから何かを始めるためには「何かがある」という妄想から始めなければならない。
そのために「忘却」という手法を取る。
忘却することによって「知る」ということが出来る。
知ることと忘却とは一対の関係だ。
忘却することによって自分でないものを新しい自分だとすることが出来る。
逆に今までの自分を捨てることによって真の自分へと近づくことが出来る。
真の自分とは神だよ。
その真の自分を知ることが、この宇宙の全ての領域で行われている神即ち自分自身のゲームなんだよ。
