本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

宗教

ある方のブログを見ていたら、このようなことが書かれてあった。
 
それは宗教が出来たのは苦しみから逃れるために作り出されたものだのではないかというような内容であった。
 
残念ながら、それは間違っているというか、調査不足でしょう。
確かに今の社会での宗教は何かを盲目的に信じ込んでいるだけとしか見えません。
でも昔はそんなんじゃなかったんですよ。
 
そこでウィキペディアで見てみると、
「ドイツの社会学マックス・ウェーバーによれば、宗教の出発は「人間がどこから来て、どこへ行くのか」という疑問であったという。約5万年前のネアンデルタール人の遺跡には、すでに死者を葬った痕跡があり、発生当初の宗教は多分に呪術的性格を帯びたものであったことが考古学の成果などからも明らかである。発生当初の宗教を、宗教学者ロバート・ニーリー・ベラーは「原始宗教」と呼んでいる」
 
と、書かれてある。
この「人間がどこから来て、どこへ行くのか」というのが、宗教なのです。
現代にあるのは宗教とはかけ離れていませんか?
 
あるヨガの本では(内藤景代著書)では宗(もと)の教えというように、「全ては同じもとであるという教え」であります。それが宗教ですね。唯一一元論です。
個体というのはそのように見えるだけであって本当は全てその唯一なるものの部分であるということです。
この辺になると、個体が存在していると信じ切ってしまっている人に説明するのが難しくなってくる。
実際に人間が考えているような「個体」というものは本当は存在しない。
全て振動するエネルギ-が集まって同調する。
それが動いているようには見えないほど振動が遅くなったもの。
それが「個体」と言われているものです。
 
それはどのような効果をもたらすか?
いつまでも動いていては「ひとつ」のものということが出来ません。
ずーっと繋がっていてはひとつの性質として認識できないのです。
そこでどこまで繋がっているかはわからないのだけれど、振動の密度が薄くなって人間の感覚ではわからないだろうという点で区切りものごとを個別化したのです。