本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

野田はいらないよ~

北鎌尾根の行ったことのある人の話を見てると次のように感じる。
 
岩登りの経験の無い人にとっては最終目的。
岩登りの経験者にとってはつまらないルート。
 
北鎌尾根に行ったからといって、天狗になる人は多い。
特に岩登りの経験の無い人。
そのような人はたいてい独標のピークも踏まず、上部も巻道を通って尾根道を行かない。
それでも北鎌尾根に行ってきたと言い張る。
でも実質的には明らかに北鎌尾根ではない。
それは北鎌尾根の巻道ルートだ。
 
一方、山岳会などに入っていても北鎌尾根に来る人は一般的に自慢話ばかりで体力がほとんどない。
このようなグループ登山はたいていこの尾根上でバテバテになっている。
山岳会の古狸は情けない、口ばかりだ。
彼らは何でも知っていると思っている。
ところが全く体力がない。
そして彼らの山行内容は自分の体力の無さを自覚させないようにするため、必然的に安易なものになっていく。
新しく入ってきた若い人たちには体力的なものは負けてしまうことがわかっているのか、より体力を使わないものとなる。
その結果、その山岳会全体のレベルがどんどん落ちて行くことになる。
だから北鎌にくる山岳会はうぬぼれだけで全く体力がない。
これは本当のことだ。
それなのに彼らは北鎌を馬鹿にしている。
それが彼らのメンツなのかもしれない。
  
以前女性が単独で北鎌に来ているのを見て感心したことがあったが、みんなそれを見習うべきだなあと思う。
 
 
 
実際には天候さえそれほど悪くなければ、北鎌を登ることは時間をかければそれほど難しくはないと思う。
だけど限られた時間で行こうとすると、何も運動していない人(例えば私みたいな)にとっては、非常に疲れるルートだと思う。二週間経った今でもまだ脚が治ってないのでトレーニングも出来ない。
ここは毎年遭難者も出ているし、まだ見つかってない人もいるということで、くれぐれも遭難しないように※トレーニングをして、山岳会の古狸の様にバテバテになりながら踏破するのではなく、余裕を持って歩いて欲しい。
 
※トレーニングは重い荷物を持って急な階段か山道を登り降りすることを繰り返すこと。これによって膝周辺の筋力が付いてバランス筋が付いて来るので狭い山稜でもバランスを崩しにくくなる。滑落の危険性がかなり少なくなる。