本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

サッカーを視て率直な感想

素人が見ると対メキシコ戦はやはり日本の方がへたに見えた。
結果もそうだったが、日本はパスをつなげるのが下手に見える。
理由は2つ考えられる。
1つは日本のパスの技術力がないということ。
もう1つはメキシコの守りのうまさである。
よく見てみるとメキシコの選手はパスを受けた日本の選手の直ぐ近くにいて離れない。
しかも3人が囲んでいる。
一方、日本選手はパスを受けたメキシコ人の傍にいるのは1人が多く、間も離れている、ピッタリと付いていない。
人数も少なくいつまでもメキシコ人からパスを奪い取れない。
視ているとこの差はすごく大きい。
素人から見た感想でした。
 
一方、なでしこの方。
フランス戦でもブラジル戦でも明らかに下手に見える。
なぜ下手に見えるかというと理由はいろいろある。
シュートに迫力がまったくない。外国人のシュートと比べると非常に見劣りがする。
パスを受けてから出すまで時間が掛かりすぎて相手チームにいい条件を与えてしまう。
サッカーに必要なのは通常考えられない意表を付くプレーだと感じる。
これが必ず得点に繫がっている。
これを重視するべきなのだが、パスを貰ってから躊躇してしまうと、そのタイミングを逃してしまう。
つまりパスをもらったら、すぐにパスをすることが得点に結びつくということになる。
途中のドリブルは要らない。ドリブルは言い訳に見える。
 
今回のオリンピックの柔道で日本人男子は金メダルなしだと言う。
まあ理由はいろいろあるだろうが、一番の理由としては外国人が一本を狙わなくなった。
豪快な一本を狙うと、その隙をみて有効を取られる確立が高くなる。
豪快な技ほど、そのための準備に隙が出来る危険性が生じる。
また一本から逃れるための技術を外国人は重視し、それを「技術」として練習している。
なんだろう?一本のない柔道、もし一本があればそれは技術不足と言われるような柔道の展開となってきている。
これは見た目にまったく豪快さに欠けるものとなってきている。
しかし、もし柔道に今のようなルールがあるとすれば、今後益々柔道はこのような傾向が強まり、面白さのないものとなっていくだろう。
 
実はこれと同じ様になでしこも見えてしまう。
豪快さのないサッカー。
日本人としては勝てればいいのだが、見ている外国人は「なんてつまらない試合なんだろう」と思うだろう。
勝つためだけのスポーツ。
それはまったくつまらないものとなってしまうだろう。
 
まあ日本人としては、あのように絶対下手に見える選手たちが相手側のゴール周辺に充満していて、たとえどんなにつまらない試合でもハラハラドキドキさせてくれるような試合は視ていて面白いのかもしれないなー。