本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

輪廻転生

僕が初めて輪廻転生を知ったのは今からおよそ18年前。
ある番組で「チベット死者の書」のことをやっていた友人から聞いた話が最初であった。
この番組は直接見なかった。
それまでは仏教という名前は聞いたことがあったが、輪廻転生のことはまったく聞いたことがなかったのだ。
こんなおかしな話はないが、これが事実だ。
輪廻転生は仏教の基本中の基本であるが、まったく無視され続けている。
何度でもやり直せる人生だと宗教の強制力がなくなる。
それによって宗教に人が集まらなくなり資金繰りがうまくいかなくなる。
これが宗教の実態である。

いづれほとんどの人に神のこと(神とは本当の自分であるということ)が明らかにされるとき、宗教は不要になる。でもいったいそれはいつになることやら。。。

ところで輪廻転生する魂にとって人間だった魂は動物や虫の魂になることはあるのだろうか?
それは有り得ないことだという。
なぜならば魂の目的とは本当の自分を見出すために意識を高めていくことが目的である。
一度人間の魂となったものは二度と動物以下の意識を経験することはないという。

動物と人間の大きな意識の違いとは、人間の魂は個別化しているということ。
個別化とは自分の意識が1つであることを認識できる力である。
まず自分が1つであることを認識できなければ、相手を見ても1つの存在であることを認識できない。
これは「自分にあるものを相手の中に見る」ということ。
1つということを理解できるということは数を数えられるということ(ここは重要)。
一方、動物以下の魂は複数のというよりか、より大きな魂(未分化した魂)が肉体をコントロールする。
あまり進化していない動物だと100以上の未分化した魂が1つの肉体をコントロールすると言われている。
この点が動物と人間で大きく異なる。
動物であった魂が人間の魂になる登竜門のようなものですな。
動物でも進化したもの、例えば犬、猫、猿、牛、象、馬などの魂の一部には個別化しているものもあると言われている。特にペットとして飼われている動物は人間として生まれてくる日は近いということですね。
ただしこれもかなり制限があるらしいということがある本に書かれていた。

これからすると、どの様な魂も人間という形態を通過するという言い方が適切。
人間だけが特別じゃないと言うけれど、このように動物とは意識的にまったく違う存在である。
人間という役割は実は神を成就することも出来るし、動物のように振舞うことも出来る。
でも動物から一気に神を成就することは無理なんですね。

生命のプロセスは物質界では次の通りに進む。
鉱物→植物→動物→人間→真理

私たちの意識も何億年も掛けてこのプロセスを辿ってきていると言われている。
そしてようやく?人間になったと。。。

真理とは神のことだけれど、あまりにも神という意味が宗教によって歪められてしまったので真理と書いた。真理は愛でもあり無限でもある。真理に到達した人はもはや対象を見ることはない。すべて「私」だと思う。この時、アートマーとブラフマンは一体となった。

自分はまだまだですな。