本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

霊性

例えば仏陀とかキリストとか、もっと古くにはクリシュナとか。
そういった人物は偶然に現れているというのが一般的な認識ではないのだろうか?
僕は数々の霊的な書物を読んでみて、そのような認識を改めることになった。
そのような霊的な老師は常に計画的にこの世に現れるというのが僕の出した結論だ。
それは占星学的にみた特色と一致するという。
例えばヨガナンダの師匠であったシュリ・ユステクワも占星学のことをヨガナンダに勧めていたし、アリス・ベイリーも占星学のことを述べている。それに一般的に言って霊性のレベルの低い人は天文に対して何の興味も示さない。ある程度の意識の拡大があってこそ、星に関する興味が起こるようだ。
エネルギーの観点からすれば最初は抽象的なエネルギーが宇宙の広い範囲で生じ、そこから徐々にエネルギーが具体性を持って来るものだと言われている。
1つの星座から次の星座へと春分点が移動するのにはおよそ2,300年かかると言われている。
おもしろいことにそれぞれの星座と春分点のある位置との関係はその時代の文明と密接に関係している。
なぜそのようなことが起こるか考えて見たことのある人はほとんどいないだろう。
そもそも占星学などまったく信じていない人?がほとんどだから。
もちろん占星学と言っても一般的な割合からいって98%はいい加減な占星術や占いである。
これらの98%によって信じないというのも最もなことだと思う。
しかし


例えば、占星学というのも今みんなが思っているような占いのような部類のものではないというものだと考える。星座は私たち人間の目から見た象徴的な「性質」を表している。それと太陽系との位置関係がその性質を表せる量を決定する。具体的な性質は地球上で表されるが、それ以前の抽象的な性質はすべて太陽系と星座の性質との位置関係で決まると言われている。大まかな性質というエネルギーは私たちの周りの星座から放たれ、太陽系との位置関係でその出力が決まってくる。それぞれの時代に独特の文化が生まれるのはこのためだと説明される。宇宙の周りは抽象的なエネルギーを放ち、私たちの周りの太陽系のような恒星を中心とした複数のシステムに流入し、そこで具体的な意味へと変化する。さらに太陽系に流入するエネルギーは惑星を通して具体的現象となっていくというのが霊的な考え方だ。
これは宇宙における生命の構造からわかることと思う。
例えば木を見ても太い幹から枝が分かれ、細い枝、そして分岐して葉に至る構造。あるいは地中における根の構造。あるいは動物の体内での神経や血管の構造など。これらは宇宙では基本的な構造である。
それならば大きな宇宙の世界でも同じ様な構造であると考えるのは当然のことではないのだろうか?
それが占星学であり抽象的意味→具体的意味→具体的世界へと進むエネルギーの流れの本質である。

ここで再び言ってしまうが、物事は決まっているという言い方はまったく間違った言い方である。
すべての物事は自分で決めている。
経験はこのように与えられるが、そこから結論を導き出すのは自分自身だということ。
真夏の10℃であれば涼しいが、真冬の10℃であれば暖かいと感じるだろう。
物事は全て自分で決めているということを改めてお願いしたい。

一般的には偶然が物事を支配していると考えられていると思う。
僕は世の中に偶然はないと信じるようになった。
というのも、偶然とは認知されない法則ではないかと考えたからだ。
そしてどこからが「偶然」でどこからかが「偶然」でないかなどいったい誰が決めるのか?
頭のいい人が言えばそうなのか?その当時信じられている最高の知識によってそう考えられるのか?
これにも明確な基準はないし、今後も明確な基準などと言うもものもない。