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国見岳遭難 発見したボランティア状況語る【熊本】 2022/8/17(水) 20:45配信(記事転載)

国見岳遭難 発見したボランティア状況語る【熊本】

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KKT熊本県民テレビ
熊本県民テレビ(KKT)  国見岳で遭難し6日後に救助された男性。 発見したボランティアが語ったこととは。 16日に男性を見つけ出した天本徳浩さん。 熊本県内の山岳会に参加していて、ボランティアで今回の捜索にあたっていた。 ■男性を発見した天本徳浩さん 「山の方や谷の方を見ながら進んでいたときに『おーい!』と叫んだら結構大きな声で『おーい!』と言われたので捜索隊の方かと思ったら『助けてください』と言った」 16日午後2時半ごろ。 男性を見つけたのは宮崎県椎葉村の五勇山の北側の山中だった。 沢の近くで倒れていた男性。立ち上がりこちらに来ようとしたという。 ■天本徳浩さん 「水筒に半分ぐらい入っていた。1リットル入りぐらいの水筒に半分ぐらい。横たわっていて寝ていた。最初『いま何日ですか?』と言われた。幻覚とかも見られていたようだった」 8月10日、熊本県八代市の国見岳で登山中に行方不明になっていた熊本市の男性(38)。 6日間続けられた捜索活動の末、発見されたのは登山口からかなり離れた場所だった。 いったいどうやって迷い込んだのか。 ■天本徳浩さん 「どこかの尾根か谷かを東の方に下りて傾斜のきついところで滑落したと思う。そのまま下ると林道に出るので」 捜索が及んでいない場所だったという。 ■天本徳浩さん 「この辺りを尾根や谷を捜索されていたのですが、こちらがまだ捜索されていなくてもし林道に出ると林道沿いに歩かれると思い林道沿いに逆回りで探しました」 食料をほぼ持っていない中で6日間耐え抜いた男性。 命を落とさなかったポイントは。 ■天本徳浩さん 「気温があまり下がらなかったのではと思います。これが冬だったら1日でも無理だったと思います」 この6日間の国見岳周辺の気温は平均約20℃と安定していて冷え込みや猛暑がなかったのだ。 ■天本徳浩さん 「谷の入り込んだところなので風もあんまり当たらなかったのではと思います」 風によって濡れた体の体温が奪われることもなかったのではと分析する。 多くの捜索隊の力で無事に発見された男性。 改めて山登りの危険性が浮き彫りになった。