本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

価値あるもの

何に価値があり、何に価値がないのか?
小さな魂と太陽の喩えでは、どんなものにも価値があり計画されていることが起こっていると書かれている。
どのような凶悪な犯罪でも当人の魂にとっては既知のことであり、了解済みであるということだ。ただし魂は知っていても当人は知らない。知っていたら向上することが出来ないからだ。
でもこんな話を犯罪被害者の当事者であるならば、とてもじゃないけれど受け入れられない話になってしまうと思う。
なぜ受け入れられないものなのか?その悲しみの代償を得たいのではないか?かけがえのない人を失った悲しみ、そのぽっかりと空いてしまった心の空洞を代わりのもので埋めたい。それが裁判での有罪判決になっているのではないだろうか?
先日の福島での帝王切開中の失血死では被告が無罪になって原告はどう思ったのだろうか?有罪になれば報えて無罪になれば報われないと思うのなら、その考え方はちょっといただけない。言ってしまえば自分の心の空洞を人に罪を負わせることによって埋めようとしている。この例はすべての「罪」に当てはまる。
再び魂の次元での話になってしまうが、そもそも結果を知っているとしたら求められるのは考え方の修正である。自分が今信じていることを変化させなければならにということだ。実際に、ものごとすべてにおいてそれが求められているのである。大切なのはお金や地位や名誉ではなく性格や性質の向上なのだ。