本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

経済の悪化は格差社会が更に広がったからだ

世界の5分の1の人たちが全世界の消費の85%以上を独占しているという。
この少ない人口が消費を独占するという傾向は益々強くなってきており、ブレーキが掛かるという傾向も見られない。
なぜならば市場経済というのは最終的にはほんの僅かな人たちが富を独占することになるからである。
私たちが目指すのはそのような社会ではない。
 
生産者は需要があれば供給するが、需要がなければ生産する必要がなくなる。
貧困の状態にある者にとっては欲しい物はたくさんあるが、お金が無いので買うことが出来ない。
物を欲しいと思う人はたくさんいるが買うことが出来ない人がたくさんいる。
この状況が次第に生産者を破産させる状況に導き、その生産者をも貧困の状態に変化させる。
 
これが貧困層をどんどん増やしていく単純な原理なのである。
 
野田は消費税という弱者をより弱者にするやり方を選択した。
 
本来なら富裕層からその何百倍も税金を取れば改善する経済システムを選択すれば解決する経済なのに。