本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

坂本政道と神智学

以前にも書いたが、神智学はその内容が自分では確認できないために「知る」ことが出来ないもの。
またヘミシンクでは坂本政道氏のように自分の体験で知った知識(とは言ってもその内容はすべて霊的存在からの情報)。
どちらが信用出来るものかというと、やはり神智学の方に軍配が上がってしまうだろう。
神智学は非常に体系的であり、あのような理論は偶然に手に入れられたというようなことで無い限り考えられないものばかりで占められているからである。
それに対して坂本氏の本の内容は人間がアセンションしなければならない(仮にアセンションがあるとしてだが。。。)という根拠が乏しく感じられてしまう。
なぜならば、私たちの魂は地上に生まれ出る前に何が起こるかを承知の上で生まれてきているということが全く抜けている。それならそれでアセンションしなかった人たちは自分の魂を犠牲にしてアセンションする人の魂のために助けたというところが抜けている。つまりアセンションしなかった人たちというのは単なる「悪者」でしかないと言うことになってしまう。悪者と言うのも実は魂どうしが前もって決めたことだということを知れば悪者と言う概念さえもなくなってしまうのに。。。
 
それらの情報はすべてアカシックレコードと言われる記憶層に記録されていると言われている。
しかし坂本氏の話ではどれも霊存在に聞いたものばかりで、どれも特別に「こんなことどうやって考えたのだろう?」と思われるものや意外性にまったく欠けてしまっているものばかりである。つまり現代科学の考え方の延長線上にあって「すごい!」と思われるものが残念ながらないのである。
この点からして神智学にはかなりの優位性がある。
グループ、惑星、太陽系、そしていくつかの恒星の恒星系、そして星団と成長していく姿が書かれており、宇宙での進化と生命の成長が密接に関係していることが自然に理解出来るものとなっている。
この点も坂本氏の本の内容からは伺えない。グループの成長みたいな概念が抜けていて、いきなり個人的な解脱の概念となっている。と言っては語弊があるな。つまり普通に生活している環境での回りの人との関係は実は特別なものだという概念が抜けている。
 
坂本氏も一度目を通された方がいいだろう(彼は頑固者なので読まないと思うが。。。)
そしてさらに今後はアカシックレコードへのアクセスをした方がいいと思う。