本当のところはどうなの?のブログ

本当のところはどうなの???

初めての真理

古の時から真理を語るものはいた。
例えば仏陀でありキリストであった。
彼らはみな同じこと、つまり真理を言葉や性質を変えて説明を試みた。
彼らの弟子達はそれを宗教として形骸化した。
しかし真理とは「これこれこういうもの」という形骸化出来ないものなのである。
最初の目的は違っていた。
そのように形骸化できないものをどのように伝えるか?
そこに焦点が当てられていたが、時代と共に形骸化した概念こそが「正しく」なった。
だから経典に書かれていることの一字一句が正しいと思い、そこから外れた概念が「間違っている」と言われるようになったのだ。
宇宙には「正しい」も「間違っている」もない。
現象があって、それに対するあなたの評価があるだけだ。

何かを決めようとすれば、それと同じ程度で決められないことが生じてくる。
それが真理だ。

もしあなたの前がすべて鏡があり、そこに映るものがあなたではないと信じ込むのならば、あなたはその信じたことの結果を受け取ることになる。
もちろんあなたは自分の前にあるもの、周りにあるものが鏡だとは思っていない。
そしてそのとおりの結果を得ることになる。
あなた以外のものだと思っているから、あなたは他を許せない。
そのとおり、あなたも他人から許されない。

あなただと思っているもの、それがあなたの経験になる。
結果に対し、結論を下すこと。
例えば、映るものに対し罵倒したり、嫌いになったり、憎しみを懐くのなら、その結果をあなたは受け取ることになる。
もちろんそれは自分に対してしていることになる。そしてあなたは何らかの結果を得る。
あなたはあなた自身に結論を出す。
自分は何者かと。