静岡県伊豆市の天城山で、神奈川県横浜市の男性が下山中に道に迷い、その後消防に救助されました。男性にケガはありませんでした。 12日午後11時20分頃、静岡県伊豆市の天城山を下山していた横浜市の48歳の男性から「持っていた懐中電灯の電池が切れて道が分からない」と家族を通じて警察に通報がありました。 警察と消防が男性を捜索したところ、通報からおよそ2時間40分後に標高1155メートルの「涸沢分岐点」付近で消防が男性を見つけ救助しました。 男性の話と男性が使用していた登山用のGPSアプリの位置情報をもとに捜索し発見に至ったということです。 男性にケガはありませんでした。 男性は体力をつけようと日帰りの予定で正午頃に1人で登山を開始し、午後6時頃に下山する予定だったため、懐中電灯の予備の電池を持っておらず、登山計画書も提出していなかったということです。 警察は「日帰りであっても登山計画書で経路を事前に報告し、装備を点検するなど準備を万全にして登山をしてほしい」と呼びかけています。
テレビ静岡