北アルプス・槍ケ岳で滑落し身動きが取れなくなっていた福岡県の大学生が県警ヘリで無事に救助されました。 警察によると救助されたのは福岡県北九州市の男子大学生(23)です。 20日午前9時前、北アルプス槍ケ岳の北鎌尾根(標高約2400メートル)を登山中に滑落し、自ら警察に救助要請をしました。 20日は天候が悪くヘリでの救助が難しかったため、天候の回復を待って21日午前7時ごろ救助されました。 およそ20メートル滑落していて、腕にすり傷を負ったということです。 大学生は19日、単独で上高地から入山していて、装備や食料があったため、滑落した後はその場でビバークしていたということです。 登山経験は3年ほどで今回のルートは初めてだったということです。