北アルプス槍ヶ岳で5日、登山客とみられる男性の遺体が発見されました。 警察によりますと5日午前7時過ぎ、北アルプス槍ヶ岳で遭難者の捜索を行った県警ヘリが、山頂北側の斜面に横たわっている男性の遺体を発見しました。 現場の状況から滑落したとみられ、天候の回復を待ってヘリで収容する予定だということです。 北アルプス槍ヶ岳では、単独で入山していた群馬県の男性(60)が行方不明となっていて、警察が5日朝から捜索を行っていました。 男性は、3日に「北鎌尾根(標高約3000メートル)の手前でビバークする」と家族に連絡していましたが、4日以降は連絡が取れなくなり、家族が救助を要請していました。