4日昼ごろ北アルプス立山連峰、一ノ越の標高2500メートル付近の登山道で、下山途中の70歳の男性が転倒し、左足の骨を折る重傷を負い病院に搬送されました。 【写真を見る】北アルプス 雄山一ノ越 雨のなか石畳の登山道で滑ったか 70歳男性が下山中に転倒して重傷 上市警察署によりますと、4日午後0時ごろ北アルプス雄山一ノ越の標高2500メートル付近の登山道で「同行している登山者の男性が足を滑らせ転倒し、歩けなくなった」と室堂にある警備派出所に携帯電話で連絡が入りました。 連絡を受けた富山県警山岳警備隊員が出動し、男性を背負って室堂まで搬送後、救急隊に引き継ぎました。男性は病院に搬送され、左足の骨を折る重傷です。 警察によりますと男性は京都に住む教員で、4日は同行の登山者と2人でホテル立山から浄土山に登った後、下山途中に転倒したということです。 現場の登山道は石畳となっていて、事故当時は雨が降っていたことから、警察は男性が足を滑らせて転倒したものとみています。
チューリップテレビ