24日午後0時25分ごろ、兵庫県西宮市塩瀬町生瀬の蓬莱峡で、ロッククライミングをしていた大阪市阿倍野区阪南町の無職、神阪敏子さん(57)が転落した。病院に搬送されたが、頭を強く打つなどして死亡が確認された。 兵庫県警西宮署によると、神阪さんは仲間8人と午前9時20分ごろからロッククライミングをしていた。降りる際に身に着けていた安全用ロープが外れ、高さ約5メートル下に転落したという。神阪さんがロープを結び直そうとしていたという目撃情報があり、同署が原因を調べている。 蓬莱峡は六甲山系の峡谷で、ロッククライミングの練習場として知られる。